IIJアカデミー 探究科: TCP輻輳制御アルゴリズムの比較検証

  • 講座レベル3
  • 国の認定・指定あり
  • DX推進スキル標準(DSS-P)
  • ITスキル標準(ITSS)
  • ITSS+
  • Reスキル
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講座情報

TCP による通信においては、「信頼性と確実性」を担保するために、輻輳制御の機構が実装されています。本講座ではこの輻輳制御の機構とその働き、効果を、通信の観測を行ないながら学びます。

利用者までの通信経路での帯域や品質については、アプリケーション側では関与することができません。よって、場合によってはスループットが出ず、そのアプリケーションの機能が実現されなくなる可能性があります。しかしながら、データを送出する側の TCP 輻輳制御アルゴリズムを変更することで、利用者までのスループットを向上させることが可能な場合もあります。

この講座では、実際の開発で得たこの輻輳制御アルゴリズムの変更によるスループット向上の経験を体験していただきます。

輻輳の発生(パケットの遅延や喪失、順序の入れ違いなど)については Linux 上に実装されている tc コマンドを用いてシミュレートし、スループット計測については Linxux 上のコマンドの組み合わせや必要があれば自前でのツール作りも視野に入れて対応していただきます。

以上の過程をお通して、輻輳のパターンに応じて各種輻輳制御アルゴリズムそれぞれでのスループットの違いを計測し、輻輳パターンに対応した各アルゴリズムの得意不得意を考察していきます。

<実習環境と講師について>
我々が用意している他の講座と同様に、インターネット事業者ならではのスケールのネットワーク・コンピューティングリソースに触れながら技術を身に付けられる実習環境を用意しています。受講生は自分の都合のよい時間を選んで実践的な課題にオンラインで取り組みます。自習形式で課題を進めるなかで質問や相談があるときはチャットツールやビデオ会議を用いて講師にアドバイスをもらうことができます。講師は、IIJのサービス開発・運用の現場で豊富な経験をもつ現役社員がチームを作り、実際の業務経験をもとにマンツーマン方式で実習の指導やサポートを行います。

<募集人数>
1クール(講座):20名
年2回実施(5月/11月)

受講料 有料
標準学習時間 120時間
修了証発行 あり
受講形態 完全オンライン制
申込み受付対象

個人・法人

団体申込み

なし

法人請求

あり

受講対象者

18歳以上(技術習得に意欲のある社会人、高専生含む学生の方など)で、ネットワークやシステムに関する専門的業務に携わっている、あるいはこれからスペシャリストを目指したい方を募集します。

学習できるデジタルスキル

本講座では、

1. TCP 通信におけるフロー制御と輻輳制御の必要性、そしてそれらの基本的な実装のされ方の理解
2. 採用する TCP 輻輳制御アルゴリズムの違いが、輻輳発生パターンに応じてどの程度 TCP通信のスループットに影響するのか(差異があるのか)、という知見

が学習できます。

必要となる前提知識

Linux の設定・操作作業の経験、スーパーユーザでの作業経験。
Shell Programing ができること。複雑な技法は必要なく、Linux の各種コマンドを組み合わせて評価検証作業が効率化できる程度で構いません。

国の指定・認定

本講座は、以下の指定または認定を受けている講座です。

  • 第四次産業革命スキル習得講座(経済産業省)

講座提供元

株式会社インターネットイニシアティブ

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